火災対応検証訓練実施

みなさまお疲れさまでした。年に一度の大規模避難訓練・先斗町火災対応検証訓練が無事に終了いたしました。

今年の訓練では新しい試みとして、立命館大学の防災まちづくり研究室さんご協力の元、訓練前に座学として防災ミニ講義と、お集まりいただいたまちの皆様に先斗町の地図を見ながら「どこが危ないか」「どのように火事を伝えるか」「観光客はどう避難させるか」などを各テーブルに分かれて話し合っていただきました。お店や町内を越えての意見交換でどのようになるか不安な面もありましたが、みなさまとても活発に議論してくださいました。このような機会を設けられたことを喜ばしく思います。

その後解散してみなさまお店に戻っていただき、火災が発生したことを想定し、初期消火・避難誘導など、それぞれがその時に必要と思われる行動をとるという流れです。今回も消防署さん・警察署さん全面協力の元、リアリティ溢れる煙をたいて、消防隊による消火活動、警察官による避難誘導など実演していただきました。

実際に火災が起こったとき、周辺の方と協力し合って初期消火などを行うことの大切さと難しさが改めて感じられました。みなさま今一度、消火器の場所・連結ホースの場所・使い方などご確認お願いいたします。

ご協力くださる行政のみなさま、お忙しい中ご参加くださるまちのみなさまがあって、他の地域ではなかなか実現できない、このような大規模避難訓練が実現しております。

みなさま、お忙しい中まことにありがとうございました。