このまち歩き第３７回～祇園町南側・宮川町～

本日のこのまち歩きは、祇園町南側～宮川町を歩いてきました。

恒例のいづもやさん前集合。鴨川沿岸のまちの成り立ちを復習し、四条大橋を渡って祇園町へ。祇園町では電線アリ&ナシの景色の検証、見落としがちな祇園町ならではの景色“町家のツマ（側面）”、景観に配慮されたコーンなどのまちの設備、火事の跡などを見学させていただきました。そこから建仁寺を横切って八坂通から宮川町へ。舗装や電線などを確認しながら、こちらも火事の跡を見学し、解散させていただきました。

じっくり見ながら歩くと、ご近所でもいろいろな町家、町並みがあります。先斗町を含め「花街」といってもまちごとに素敵な景色があり、それを守ることの大切さを改めて感じたこのまち歩きでした。

ちょっとおもしろかった出来事

このまち歩きには、京都市役所からいつもお世話になっている道路環境整備課さん（無電柱化）と広告景観づくり推進室さんが来てくださっております。

祇園町へ行くのに南座の前を通ると、参加者の方から「南座の提灯は景観条例大丈夫なんですか？」というご質問。確かにかなり大きい・・・。すると広告景観づくり推進室係長、すかさず返答。「歴史的意匠なんで！！」なるほど。明快。