先斗町まちづくり協議会では、これまで京都市の新景観政策に準じ、先斗町の町並み景観の維持保全・再生を取り組みの一つとして活動してまいりました。
その取り組みの中でもひとつ大きなものが、「先斗町町式目による看板(屋外広告物)の自主規制」というものでした。
平成23年より町式目での自主規制を定め、改善をしていただき、現在のような看板乱出を収め、先斗町本来の町並みが復活してまいりました。それに伴い露出した電線電柱による景観阻害に対しても京都市にお願いをし無電柱化を実現していっていただいているところです。
さて、看板規制を町式目と京都市の歴史遺産型第2種地域規制で規制し続けるには少々限界があり、さらにきっちりとした規制をすることを目的に、京都市に要望をしまして、京都市条例において「屋外広告物等特別規制地区」として指定し、「屋外広告物等景観整備計画」を策定していただく運びとなりました(3月31日告示・7月1日施行)。
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000267624.html
これまでFBでのご案内等はさせていただいておりましたが、とうとう、明日から『先斗町特別規制』が施行されます。基本的には町式目での自主規制を前提に作られたものですのであまり変更はありませんが、これまでの自主規制とはことなり、きちんと順守していただかなければまともに条例違反となりますので、継続し同規制に即した看板設置・掲出をお願いいたします。
さらに、今回は、京都市と当会で、その規制内容を分かりやすくお示しする『先斗町景観ガイドライン(広告物編)』を制作いたしました。これは、条例規制はなかなか数値等難しいのでわかりやすく図や写真で規制を理解していただくためのもので、新規に出店される方や、既存のお店さんが看板を変えられるときに参照していただくためにお渡しするものです。
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